子供に注意する時、どういう言い方をしていますか?
『〜しちゃダメ!』、『早く◯◯なさい』、『◯◯しないで!』、よく言ってしまいますよね。
今回は、子供に良くない言い方、そして叱っている本人に良くない言い方を紹介します。
『ダメ!』は意味不明。
子供にダメって言うのは簡単です。短い単語ですし、何にでも代用できます。
- 走っちゃだめ
- 騒いじゃだめ
- こぼしちゃだめ
- 寝ないとだめ
- .....ect
我々大人は、1日にダメ出しをたくさんされる事も少なくなりますが(状況によりですが)、
子供は別です。親からダメ出しの嵐です。
仕方ない場合もありますよね。注意せずに大怪我されたら大変ですし。
親が『ダメ!』を使って注意するのがNGではないんです。
何にでも『ダメ』を使いすぎるのがダメなんです。
使いすぎると子供は『ダメ!』の部分しか聞き取らなくなります。
結果....
子供『はぁ、またダメダメ言ってるよ......』
これがずっと続いていくと、親との会話は間違いなく成立しなくなります。
面倒でも、『ダメ』な理由をしっかり伝えましょう。
誰かと比べないで。
「◯◯ちゃんは出来るのに」、「お姉ちゃんはそうじゃなかった」など、
つい言っちゃう事ありますよね。
比べないでください。
その子は、誰にも似てないし、似てる必要がないです。
特に
- 運動
- 絵
- 音楽....など
走るのが遅いとか、絵が下手とかヘンとか、歌が下手とか。
一言でやる気や熱意を奪ってしまうかもしれません。
もしかしたら、親が理解出来ない才能を持っているかもしれません。
私たち親は、ウサインボルトでも、ピカソでも、ベートーベンでもありません。
不利な状況を乗り越えた偉人は数多くいます。
その子が本当にやりたい事なのかを、しっかり見定めてあげましょう。
ちなみに『ヘン』なのは、誰も知らない、見た事がないからです。
爆発的に売れているアーティストたちは、出て来た時に『ヘン』でした。
『ヘン』=誰の真似でもないオリジナルな可能性があります。
それを発展させる事に成功すると、『才能がある』と言われます。
都合いいですよね....『ヘン』だって言ってたのに。笑
あ、それと『親バカ』注意ですよ。逆に子供のプレッシャーになりませんように。
本当にやりたい事を一緒に見つけてあげる。才能を見いだしてあげる。
目を見て話をしない。
これ、子供じゃなくて我々です。
つい忙しい時などにしてしまいますね。
誰でも「人の目を見て話をしましょう」と子供の頃から教わります。
私たちもそう教わり、自分の子供にも教えます。
でも、私たちはそれが出来ていますか?
親がしていないのに、子供にやりなさいはやはりNGですよね。
私たち親は大変です。
仕事、家事、PTA.......
ちゃんと伝えるべき大事な話だけでも、目を見て話してあげましょう。
それともう1つ大事な事。
話をする前に、『伝えたいという強い気持ち』を持ちましょう。
きっと私たちが話をする時の『言葉』や『態度』『姿勢』に必ず現れます。
『私はあなたの事が心配なんだよ!』という『気持ち、思い』をしっかり伝える。
思いはきっと伝わります。
私たちの子供です。
楽しい子育てを。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ありがとうございました!
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