誰でも思い通りにいかない時はあります。
大人でも投げ出したくなる事は多くあります。
世の中が自分中心に回っていればいいのに....。
でも現実は違います。
思い通りにならないと、小さな子供は駄々を捏ねます。
子供は駄々は、いったいいつまで許してもらえるでしょうか?
あなたの子どもは大丈夫ですか?
自分中心に世の中は回っていない。
小さい子どもは、思い通りにならないと駄駄を捏ね、泣きじゃくります。
まだ世の中に出てませんので仕方ありません。
幼稚園などの集団生活が始まると、お友達や先生と接しさまざまな人間関係を学びます。
しかしこの集団生活の中で問題を起こす子がいます。
問題を起こす子は、思い通りにならないと駄駄を捏ねる。
幼児や幼稚園児ならまだ笑って相手をしてもらえるかもしれませんが、
小学校も学年が上がってくるとそうはいきません。
周りに迷惑をかけるだけでなく、自分がいい笑いものになってしまいます。
そんな子に伝えなくてはならないのが、
『世の中はきみを中心には回っていない』です。
少々残酷に聞こえるかもしれませんが、そんな事はありません。
これはその子だけに限った話ではなく、誰でも一緒なのですから
- 誰でも思い通りにいかない事はある。
- それは大人も子供も一緒。
- 自分だけ思い通りにいかない事で駄駄を捏ね、泣きじゃくってもとてもかっこ悪い。
では世の中は誰を中心に回っているのか?
それは誰も中心に回っていません。
地球は地軸を中心に自転し、太陽を中心に公転してますが、
世の中の中心になる人はいません。
指導者や権力者でも思い通りにいかない事はたくさんありますよね。
ただあなたの世界はあなたが中心で回っています。
当然子供の世界の中心は子供個人です。
子供達の世界と今起きている事(世の中)にズレが生じている。
それこそが苛立ちの原因です。
きみも世の中の一員。
誰か一人を中心に世の中は回ってませんが、
小さな力でも周りに影響を与える事はできます。
それは善悪、どちらにも影響を与えます。
周りに影響を与える事が出来る人物を、我々は『中心人物』と言っています。
自分の子供が必ずしも中心人物になる必要はありません。
優しく思いやりがあり、自分の意見も言える、他の子の話も聞いてあげる。
決して大きな影響力はないにしても、
優しく思いやりのある子には、人が集まってくるものです。
人間関係はなにかに漂うように成り立っているので、
誰が中心でもなく、ぞれぞれ一人一人が大事な世の中の一員です。
あなたの子供達も大切な世の中の一員です。
トラブル対応が出来る子に。
人間関係の中で、トラブルは発生します。
学校でも家でも些細なトラブルは起きるものです。
あなたのお子さんはトラブル対応が出来る子でしょうか?
学校
例えばクラスで何か揉め事があった事に対して、
- 自分の意見を言える
- 意見の違う子の話も聞いてあげる
- 意見の違う子は自分の敵だと決めつけない。
- 自分の意見と違う意見を混ぜた案を出してみる。
特に3番!
トラブルにもよりますが、意見の違う子を極端に敵視しない事!
そこから話がヒートアップしていきます。
違う意見から、見えていなかった何かを見出せる可能性もあります。
家
それは家でも一緒です。
兄弟喧嘩は日常的に起きますが、きっかけは本当に些細な事です。
- ぬいぐるみはここにあるべき
- それは私のもの
- これが邪魔
- そのお菓子は私のもの
などなど.....。
喧嘩が起きたらまず考えてもらいましょう。
- 喧嘩の原因は?
- 本当に喧嘩すべき事?
- 自分の意見を通さないと遊べないのか?
- お互いの意見を聞いたみた?
結果、兄弟は友達より妥協しないので、解決しない事が多いです。
でもしなくてもいいんです!
考えてもらう事が大事なのですから。
考える事で相手が嫌がる事や、自分が納得出来ない事も理解出来るようになってきます。
人が嫌がる事をしたいのではなく、
嫌な事をされた事がないから人が嫌がる事がわからないのです。
そして何でも思い通りにやらせていると、
トラブル対応が出来ない子になってしまいます。
些細なトラブル対応が出来ない→パニックになる。
普段から自分の事も、相手の事も冷静に考えられるようになる事が大切です。
親は子供に対して干渉すべきところはしっかりしていきましょう。
それが我々親が子供にすべき教育です。
おすすめの本
『子供は駄々を捏ねて、泣いてもいいんだよ』。
駄々捏ねでイライラしてしまう方におすすめの一冊です。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ありがとうございました!
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