子供はなかなか親の思い通りには動いてくれないものです。
どうにか早くやってほしいが故に、子供を煽ってしまっていませんか?
今回は親がやるべきでない『煽り』のお話しします。
早くやらせたいがために子供を煽るの逆効果。
つい子供達を煽ってしまう。
はい、今回のNGワードはコレ!
と言って、子供を煽る事ってありませんか?
実はこれ、とても良くありません。
一番な子がいるという事は一番になれなかった子がいます。
一番になれなかった子はションボリしてしまいますし、
一番になった子もただ何かを早くやっただけなので、それほど達成感も得られません。
結果、後味の悪い空気が流れてしまうという展開がほとんどで、効果的な方法とはいえません。
出来なかった子が『次に頑張れるようになるから良い』との考えもありますが、
次に頑張るのは負けて嫌な思いをしたくないからです。
結果、自分が一番になっても一番になれなかった子は必ず存在してしまいます。
私は順位を付ける事に対して、決して悪い事だとは思っていません。
最近は運動会において、差別にならないように順位を付けない学校があるといいますが、
少々やりすぎだと思います。
正式な勝負ごとには順位や勝敗はつきものです。
陸上競技やスポーツは、順位があってこそ盛り上がります。
ただ、私生活は別です。
大人が子供に対し、早くやらせたいがために煽って競争をさせる。
もう一度言いますが、これはとても良くありません。
それが新たな争いを生む可能性もあります。
もしどうしても競ってやる場合は、対戦相手はあなた(大人)がなってあげてください。
子供(複数可)vsあなた(大人)
子供は少なからず大人には勝てないと思っています。
でも勝てたら本気で喜びます。
自分もやれば大人にも勝てると。
もし負けたとしても、立場が違う大人という存在に負けたので、
同じ世代の子供に負けたほどのショックは受けませんし、争い事にも発展しないでしょう。
(子供に勝つか、わざと負けるかはあなた次第。笑)
子供の気持ちを変える為の『褒める』『持ち上げる』
では、やってくれない子供にどう対応すればようか?
それは『褒める』『持ち上げる』。
出来ていない子供を『褒める』『持ち上げる』のはとても難しい。
だって出来ていないのですから。
しかし、出来てるところを見つけてとにかく褒めてあげてください。
例えば朝ご飯。
食べるのが遅いと遅刻したり、バスに乗れなかったりしますよね。
- 早くしなさい!
- 遅刻するよ!
などと言ってもなかなか動いてくれません。
例えばこのように、
- 朝、ちゃんと起きれたね。
- 今日は○○はちゃんと食べてるね!
などと褒めれる事をまず見つけましょう。
子供を褒めてその気にさせる事が目的ですので、褒める事は何でも良いです!
褒められて気分が良くなりさえすれば、ご飯も早く食べてくれて、支度も早くやってくれます。
いかに気持ちを持ち上げる事が出来るかは、親の腕の見せ所です!
絶対に効果ありますので、ぜひ試してみてください。
まとめ
我々大人でも、煽られるのは気分良くありません。
子供も感じ方は一緒です。
気分が乗れば、子供はどんどん率先してやってくれますし、
我々が思っている以上の力を発揮してくれるのが子供です。
そしてそれを引き出すのが親、そうあなたです!!
ちょっとした意識の変化で、今後の子育てに良い影響を与えましょう。
以上、子どもが早く率先して動けるようになる為のたった一つの方法でした。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ありがとうございました!
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