親ですので、子供を叱る時はあります。
では普段どのように叱っていますか?
『叱って』いますか?『怒って』いますか?
親が『叱る』のと『怒る』のは違います。
今回のテーマは『叱る』です。
こんな『怒り』方、してませんか?
ついつい子供に対して熱くなってします事はあります。
でも少し冷静になってみましょう。
あなたの子供に対する怒り方は、本当に大丈夫ですか?
ただ言いたい事を、子供に対してぶつけていませんか?
子供を傷つけたい親はいません。理解してほしいはずです。
普段の生活を思い出しながら、見て行きましょう。
1、なんであなたはいつもそうなのかなぁ。
仮にいつもそうでも、いつも出来ていないと怒るはよくありません。
ちゃんと出来ている時の事も否定してしまっています。
2、◯◯ちゃんは出来るのになんであなたは出来ないの?
他人と比べて怒られると、比べられた相手にライバル心が芽生え、やがて嫌いになってしまいます。
特に『兄弟』や『友人』と比べられるのは、本人にとってとても辛いです。
あの子は出来るのに私は出来ないとやる前からあきらめてしまいます。
3、◯◯やらなきゃダメでしょ。
ダメだダメだと言われると、自分はダメな子なんだと思ってしまいます。
『ダメ』という言葉はなるべく使わないようにしましょう。
4、あなたは本当にひどい子だね!
子供の人格や性格そのものが否定されてしまいます。
『ずるい子』『悪い子』『ダメな子』など、子供を直接的に否定するのはよくありません。
5、◯◯しないと捨てちゃうよ。
大人の方が立場が上です。上からの交換条件は子供とって怖いものです。
そのうち「◯◯しないと勉強しない〜」という子供になります。
恐怖で子供に言う事をきかせてはいけません。
あなたなんか居ない方が良かった。
もうこれは問題外です。きっと大人になってきた子供に、
- あなたが生んだんでしょ。
- んじゃ生まなきゃよかったじゃん。
と、反撃される事でしょう。
絶対にやめましょう!
もう一度言いますが、子供を傷つけたい親はいません。理解してほしいはずです。
理解して欲しいなら、理解する事から始めなければなりません。
もう人間関係と一緒ですね。
子供への『叱る』は、うまくやる為のアドバイス。
あなたは子供より長く生きてきた、いわば人生の先輩です。
子供を叱る時は、この子がこれから先の人生をうまく生きていく為に、
アドバイスをしている感覚で話しをすると、上記であげたような『怒る』は、なくなると思います。
例えば....
1、いつもそうだけど、このままだと効率が悪いから....という上手なやり方を伝えてあげる。
2、◯◯ちゃんはすごいけど、きっとあなたにも出来るようになると思うよ。
3、やらない事のデメリットと、やった事のメリットを伝えてあげましょう。
4、あなたはひどい子ではない。すごい子だよ。普通に出来るって事はすごい事です。
褒めてあげる。多少の事でも持ち上げてあげましょう。
子供は、何故だか分からないけど『褒められた』という事が心に残ります。
褒められるのは誰でも嬉しいです。
褒められる→また褒められたいに繋がり、それは継続されていきます。
子供は褒められる事によって、たくさんの事を学んでいきます。
『怒る』のではなく『叱る』。
『叱る』は子供にとってアドバイスになり、あなたの子はあなたからアドバイスを常に求めているはずです!
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ありがとうございました!
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